2010年9月23日木曜日

3D関連

1. http://www.3dmovielist.com
2. http://www.3d.curtin.edu.au
3. http://en.wikipedia.org/wiki/Stereoscopic_Displays_and_Applications
4. http://www.vimeo.com/channels/stereoscopic3d
5. http://www.binocularity.org
6. http://tangohead.com/3dtango.html
7. http://www.stereo3d.com
8. http://www.ssi-3d.it
9. http://www.merritt.com
10. http://www.archiviostereoscopicoitaliano.it

2010年9月20日月曜日

ビデオ作品のビエンナーレ

YouTubeとグッゲンハイム美術館、ビデオ作品のビエンナーレを開催
MarkeZine 6月15日(火)11時40分配信

 「YouTube Play」は、ビエンナーレ(1年おきに開催される展覧会)として開催され、アニメーション、モーショングラフィック、ドキュメンタリー、ストーリーもの、ミュージックビデオなど、分野を問わず作品を募集している。

 参加希望者は「YouTube Play」のサイトから7月31日までにビデオを投稿。グッゲンハイムが各分野の専門家を集めて審査を行い、10月に選ばれた20作品がニューヨークのグッゲンハイム美術館で発表され、作品が展示される。また、ビルバオ、ベニス、ベルリンにある同美術館の分館でも同時に展示が行われる。

2010年9月7日火曜日

【IFA2010】プロジェクターも3D時代が到来,ホームシアター用途で競争激化へ

ドイツのベルリンで開催中の民生機器関連の展示会「IFA2010」で,ホームシアター向けにフルHD(1920×1080画素)の3次元(3D)映像の表示に対応した前面投射型プロジェクターの出展が相次いでいる。ソニーが製品の投入を発表。三菱電機やシャープ,韓国のSamsung Electronics社などが試作機でデモを見せた。いずれも単眼式の3D対応機だ。民生用プロジェクターの需要が大きい欧米で,開発各社の3D対応競争が激しくなりそうだ。

 ソニーがIFAに合わせて発表した3D対応の前面投射型プロジェクター「VPL-VW90ES」は,表示素子に同社が開発したLCOS(liquid crystal on silicon)方式の反射型パネル「SXRD」を搭載した。2010年11月に欧州で発売する。

 表示素子の寸法は0.61型で,画素間ピッチは0.2μm。3D映像はフレーム・シーケンシャル方式で表示し,左目用と右目用の映像を240Hzで投影する。3D映像を見る際は,アクティブ・シャッター型のメガネが別途必要になる。光源は200Wの高圧水銀ランプで,輝度は1000ルーメン,コントラスト比は15万対1と高い。

 ほぼ同等の性能を備えた試作機を参考出展したのは三菱電機だ。SXRDを表示素子として搭載しており,フレーム・シーケンシャル方式で左目用と右目用の映像を240Hzで投影する。表示素子はソニーが出展した機種と同じと見られる。2010年末に欧州で製品化することを目指している。詳細の仕様は今後詰めるが,試作段階でのコントラスト比は12万対1,輝度は1000ルーメンである。会場では,来場者に製品化する際の名称を募集していた。

 このほか,韓国LG Electronics社もSXRDを表示素子に採用した3Dプロジェクターを使ったデモを見せた。2010年のCESに出展した機種で,左目用と右目用にそれぞれ二つずつの光学エンジンとランプを搭載し,一つのレンズを介して円偏向方式で投影する。通常のスクリーンよりも光の反射率が高い,いわゆる「シルバー・スクリーン」に映像を投影するデモを見せた。


Samsung社やシャープはDLP方式で実現

 Samsung社は,通常の映像を3D映像に変換する機能を備えたDLP方式のプロジェクターの試作機を出展した。2011年の早い段階で製品化する考えだ。フレーム・シーケンシャル方式で3D映像を表示し,アクティブ・シャッター型のメガネを使って視聴する点はソニーや三菱電機と同じ。HDMI 1.4の入出力端子を備える。

 このほか,シャープもDLP方式の3Dプロジェクターの試作機を出展し,フレーム・シーケンシャル方式で映像を投影するデモを見せた。

IFA2010 Philips社が裸眼3Dの56型ディスプレイ,4K2Kパネルで

月3日からドイツのベルリンで開催中の民生機器関連の展示会「IFA2010」で,オランダRoyal Philips Electronics社が裸眼で3次元(3D)映像を見られる大画面液晶ディスプレイの試作機を展示した。仕様や製品化時期などの詳細は明らかにしていないが,「未来の3D(3D of the future)」と題した技術展示だ。

 画面サイズは56型。3D関連技術を開発するオランダのDimenco社と共同開発した。同社は,Philips社出身者が立ち上げたベンチャー企業だ。

 液晶パネル前面にレンチキュラ・レンズを配置する方式で実現した。画素数は「QFHD」としており,3840×2160画素の,いわゆる「4K2K」と見られる。3D映像を見ることができる視野角は120度で,その間に15点の最適な視聴のポイントがあるという。

 Philips社は,レンチキュラ・レンズ方式の大画面3Dディスプレイを業務用に販売しており,その技術を応用したものと見られる。

 このほか,会場では,トルコのVestel社や中国のTCL社などの家電メーカーが,40型程度の裸眼式3Dディスプレイのデモを見せていた。

東芝 裸眼3Dテレビ来月発表

年内発売を目標 まずは国内投入 東芝 裸眼3Dテレビ来月発表
2010.9.4 05:00

 東芝は2日、専用メガネを用いずに裸眼で立体映像を楽しめる3次元(3D)液晶テレビについて、10月に価格やサイズなどの詳細を発表することを明らかにした。

 まずは国内投入を検討しており、年内発売を目標に準備を進めているとみられる。

 このほか、欧州での液晶テレビ販売強化のため、ロシアで液晶テレビ生産に乗り出す方針だ。

 同社の大角正明ビジュアルプロダクツ社社長が2日、独ベルリンでフジサンケイビジネスアイの取材に応じ、明らかにした。大角社長は裸眼3Dのサイズについて、「40インチ以上の大型サイズではパネル技術や映像処理の面でも厳しい」と説明。すでにパチンコなど娯楽機器向けとして開発した21型など、中小型が中心となる可能性を示した。

 このほか、11年度に欧州での薄型テレビのシェアを現状の約7%から10%に引き上げる方針も公表。英国やフランスに比べ、ドイツ、ロシアでは液晶テレビの普及率が50%以下程度にとどまっていることから、両国を中心に高価格帯製品の販売を伸ばしたい考えだ。

 欧州展開の一環として、ロシアでの現地生産を検討。すでにサムスン電子とLG電子の韓国2強が同国で生産を開始しており、大角社長は「2011年の春から夏にかけて始めたい」と、すでに調整段階にあることを明らかにした。

また、ドイツでは大手家電量販店に加え、独立系の家電販売店などとも連携を強化し、「日本の品質」を売りにブランド価値を高めていくという。

 ただ、足元の円高とユーロ安が「拡販にあたっての大きな課題」という。東芝の調べによると、欧州のテレビ市場は伸び率こそ低いものの、09年時点で世界の3分の1に当たる4700万台を占める最大市場。

 大角社長は「わずか数カ月でユーロが20%下がったが、だからといって単純に価格を20%上げられるわけがなく、コスト低減は大きな課題」と述べ、「きちんと運営する以外に生き残る道はない」とした。(ベルリン 森川潤)