2010年12月8日水曜日

EPIC



リリース直前のEPIC実機を日本初公開
RED Digital Cinema社(RED社)のアジア環太平洋地域の総代理店を務める西華産業は11月18日、千葉・幕張のアパホテル&リゾート東京ベイにおいて、プライベートセミナー/EPIC in Japanを開催。日本では実機初公開となるREDの次世代機"EPIC"のリリース直前の最終仕様に近いモデルが公開された。

11月上旬からのアジアンツアーの一環として行われたこのイベントは、シンガポール、香港、ホーチミンに続いての開催で、 EPICの最新仕様の日本初公開に基づいたプレゼンテーションセミナーを中心に、周辺機器のセミナーなどが開催された。また会場内では同社が取り扱うELEMENT TECHNICA社(米)の3Dリグ、P+S TECHNIK社(独)のハイスピードカメラのWeisscam(ヴァイスカム)なども同時に展示、またBlackmagicDesign社のカラーグレーディングシステムDaVinci Resolveや、The Foundry 社のプロダクション支援ソフト"STORM"など、REDカメラ周辺のソフトウェア/機材も多数展示された。

一昨年、次世代のカメラシリーズとして自社が推進するDSMC(デジタル・スチル・モーション・カメラ)のコンセプトを具現化したモデル、EPIC(エピック)とSCARET(スカーレット)を発表。5KサイズのCMOSセンサーを積んだ上位機種のEPICのプロトタイプ機が、今年4月のNAB2010会期中に開催されたREDユーザーのための特別イベント『RED DAY』で実機が初披露されたが、その後は"TATOO MODEL"と言われる初期バージョンが限られた台数のみ販売されたのみ。その後、世界のトップクリエイターがこの"TATOO MODEL"を検証、そのフィードバックにより、今回持ち込まれた最新のEPICでは、REDの目指すDMSCとしての機能を満載した出荷最終仕様に近いモデルに仕上がったようだ。

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