2010年5月17日月曜日

博報堂、3D映像で販促、PC配信、住宅の外観など確認。

2010年04月05日 / 日経産業新聞

http://www.shopbiz.jp/ac/news/58861.html

 博報堂は3次元(3D)映像を活用した販売促進手法を開発した。遠隔地にいて実物を見られない顧客に、臨場感のある映像で商品の特徴などを説明する手段として普及を狙う。当初は住宅販売事業などでの利用を想定。広告効果を高める手法として、スポンサーに売り込む。

 新手法の「3Dインターネットセールスプロダクツ」は、博報堂の全額出資子会社、博報堂プロダクツ(東京・江東)が開発し、販売も始めた。

 ネットを通じて、遠隔地にいる消費者らのパソコンに特定の商品に関する高画質の3D映像を配信。パソコンの操作で商品の外観や周囲の雰囲気などを確かめることができる。

 不動産販売などで現地を直接訪れる前に候補を絞り込む際に、3D映像が役に立つという。事前の絞り込みにより、「最終的に現地を視察した時の成約率を高められる」(博報堂プロダクツ)としている。

 住宅業界や自動車メーカーなどに売り込むほか、遠隔地から参加できる仮想的なセミナーなどでの利用も見込む。価格は月額100万円程度から。初年度は10件程度の販売を狙う。

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